アトピーの症状の改善 アレルギー値 市販パン輸入小麦にご用心!

アトピー気味の人、花粉症の人は大抵血液検査を受けていると思います。
私は先日、次の日の夕方からハワイ旅行という瀬戸際に、突然上唇が腫れて、まるでドナルドダックになった気分、姉には「デイジー(ダック)やろ」とからかわれ、
その上、太ももの後ろ辺りにはブクブクのかぶれみたいなのも出来て痒いし、もう泣きそう!
近くの皮膚科に電話したけど休診で、ようやく次の日の朝イチで皮膚科に飛び込みました。
とにかく「明日から旅行なんです! 」と訴えて、なんか抗生物質みたいなものをもらい、「ちょっとキツめの出しときます。それから血液検査やったほうがいいね」と言われ、
一生ドナルドダックのままは絶対イヤだと思ったので悲壮な決意で血液検査、1週間後に結果が出るというのでその日は帰りました。

恥ずかしいのでマスクして、ごはんはうまく食べられないし、で、ハワイに出発、毎日もらった薬を朝晩2回飲んでたら、次第に腫れはひいて一安心。

さて1週間目に診察に行ってもらったのが下の結果です。

見にくいですが、右のバーグラフがわかり易いかも知れません。陰性で並んでいるのを下に見ていくと最初に長くなっているのが小麦で疑陽性、ひとつ飛ばした次のがゴマで陽性まで伸びています。以前に別の病院で検査されたときはミルクがだめで、私ミルクが好きなので大ショックでしたが、我慢出来ないので少しは飲んでました。でも特に何もなく過ごしてました。
ところが、おわかりのように、今回ミルクはなんと数値ゼロ、そのかわり出てきたのが小麦とゴマ!
えええ、小麦はともかく、ゴマって、セサミン? カラダにいいんじゃないの? うちゴマ大好きだし、ゴマダレ、ごま豆乳鍋、すりゴマはおひたしやサラダに混ぜるし、そんなものでアレルギー??
で、今回、何故突然こんなになったか、原因を考えに考えましたが、特におかしな物を食べたわけでもなく、唯一思い当たるのがコンビニでついつい買って食べた菓子パンくらい。
 
 あとバーの長いのはハンノキ、ヒノキ、ハウスダスト1、イネ科ミックス、イヌネコ皮屑ミックス、ダニミックス。まあこういった項目はお約束で驚くには値しないです。これらの対策については別に書きますね、必殺なやつがありますから!
という訳で食物系は小麦とゴマだけがアレルゲンということでした。

 家で話したところ、Dadが輸入小麦についての衝撃的な話を聞かせてくれました。昔テレビで、アメリカからの輸入小麦粉の番組をやっていたが、コンクリートミキサーみたいな機械に小麦粉を入れ、そこにすごい量の農薬をブチ込んで混ぜているのを見て、その時はアメリカからの輸入小麦粉は絶対買わないと誓ったという話。
 で、不安になってネットで調べてみると、出てくる出てくる、「アメリカ産は残留殺虫剤がたっぷりーアレルギーの原因はどうやらこれらしい・・・」「規制基準値以上の残留農薬は検出されていなかったとはいえ、国産小麦と輸入小麦ではあきらかに残量農薬の量が違う・・・」アメリカから日本に輸出する小麦に農薬を混ぜ込んでいる写真も出てました。
それで私なりに小麦と農薬の関係について少し調べてみたんです。
最初に農林水産省の輸入米麦の残留農薬等の分析結果というのを見てみました。するとどの国のものも食品衛生法等の基準を超過するものはありません。安心なのかな??

でも、ふたつの疑問が浮かびました。

まず、基準値を超えてないということはゼロという意味では全然ないですよね、しかもよく話題になるけど、基準値って世界統一ではないし、A国では使用禁止になっている添加物なんかが、B国ではOKということもあります。また、ギリギリでも超えてなければ安全みたいな錯覚がありますが本当にそうでしょうか? 特にそれを継続的に食べた場合、人体への悪影響がないとは言えないと思います。
次に大量の輸入小麦が全て検疫を通っているかどうか疑わしいです。税関で引っかかってニュースになっているということは、そこを抜けて輸入されてきているものが皆無と考えないほうが自然です。覚せい剤の例を見ればわかります。あれだけ厳格なチェックを実施してもすり抜けているのですから。

次に輸入品に関して一番問題になっているポストハーベスト農薬について見てみました。
これが何故危険なのかについてはわかりやすいですね、日本も含めて世界中どこだって農薬は使うわけですが、畑で使用される農薬の場合は、規定通りであれば収穫までに雨に流されたり紫外線で分解されたり風に飛ばされたりし、収穫する頃までに残留していないように散布時期も計算されます。それでも収穫直前にキレイに仕上げるため農薬が使用されたりして、残留農薬が検出され、問題になったりしますが、それでも様々な要因で減ってはいるわけです。
 でもポストハーベスト農薬は、収穫後、貯蔵庫、倉庫、船倉などで保管時や輸送時に虫がつかないように、あるいはカビ防止や殺菌のため、何度もふりかけて混ぜまぜするものですから、そのまま私達の口に入るまで高濃度で残る可能性が高いわけです。

ご存知の方もあると思いますが日本の食物アレルゲンの1位は卵、2位が牛乳、3位が小麦、そして20歳以上になると小麦が1位になります。でも、某サイトの資料では仙台の小児科医寺澤医師の話として「小麦アレルギーと思っている人の2~3割は農薬アレルギー」と伝えています。
この数値が正確かどうかさだかでないし、このお医者さんの発言には長い診療や研究からの経験値的なものも入っているのかも知れません。でもお医者さんがまったく根拠のないことを言ったら問題ですから、それなりの事実もご存知なのでしょう。少なくとも私は「あ、なるほど、そうかもー」って思いました。
確かに母はスーパーの菓子パンを食べるとお腹を壊すので、絶対たべないんです。国産小麦や有機を謳っているパン屋さんのパンを買ってます。
この記事を読んでいただいている方の中にもそういう経験をお持ちの方はありませんか? 特に小さな子どもさんに農薬や添加物まみれの食品を食べさすことがいいと思っているお母さんなんているわけありません。今の世の中でそういったものをすべて回避することは無理かも知れないけど、出来る範囲で避けたり、カラダにいいものを選んで食べるということは、どのレベルでも出来るのではないでしょうか。たとえばパンを買う時、裏の成分表示を見て、悪名高きイーストフードが入っていないものを選ぶだけでも健康にはいいはずです。

さて、残留農薬は小麦の外皮部分(ふすま)に多いので、外皮ごと製粉する全粒粉や小麦ふすまに残留農薬が多いことはご存知でしょうか。その結果、必然的にこれらを使った加工調理食品は、外皮を除去した精白小麦粉とその加工調理品に比べて残留農薬が多く、その数値は数倍~20倍とも言われています。全粒粉と聞くと体にいいと思っていた私は「へー、そんなこともあるのか・・・」って思いました。ただ、これについては、だから全粒粉や小麦ふすまが悪いということではなく、単純に農薬残留量が多いというお話です。

こういうふう見てくると、小麦は日本人の大きなアレルゲンですが、小麦アレルギーと思っている中に、小麦に残留している農薬によるものがある可能性が高いです。そして、もちろん小麦を避けて通るなんて出来ません。そんな生活したくもないし、楽しくありません。となると私達の出来ることは、できるだけ残留農薬などがない小麦を使うということです。出来れば国産の小麦を使っているものを使うようにしたり、そういった製品を選んだりすることです。幸い最近はそういう表示がされているものも多くなりました。またそれは国内産業の振興にも貢献することになりますよね。避けられないものは仕方ないにしても、次善の策はとれると思います。それを1かゼロかで考えてしまうのはどうでしょうか。

最後に、私にとって嬉しい誤算だったのは、最初に書いたように、ミルクの数値がゼロだったことです。それ以来バンバン牛乳飲むようになりました。でも全然平気です。結局アレルギー値って変わるし、参考にすることは必要と思うけれど、あまり神経質になると逆にストレスでアトピーとかひどくなったりするのではないかと思います。何事も極端に偏らず、食生活全体をバランスよくしていくのが心身とも健康に保つ秘訣ではないでしょうか。