誰からも愛された人 吉田沙保里さん現役引退!

今日はどうしても書いておかないといけないことがあってブログ更新しました。

あの吉田沙保里さんがとうとう引退表明しました。
皆さんは沙保里さんといえばどんなシーンを思い出しますか。
連戦連勝、霊長類最強女子と言われた人ですから、勝利してお父さんを肩車したシーンとか、勝って当たり前のシーンです。

でも私の中に強く残っているのはリオオリンピックの決勝で負けて「お父ちゃんに怒られる、ごめんなさい、ごめんなさい」って、床に突っ伏せて泣きじゃくっていたシーンです。
あれほど衝撃を受けたことはなかったです。
あのときは本当に「なんであやまってるの、なんで?? なんで??」って思いました。

リオオリンピック以来試合に出てなかったから、みんなうすうす引退するのかなぁって思ってたけど、正式に発表されるとやっぱりショックです。
沙保里さんの活躍に私達どれだけ元気をもらったでしょう。まず今は「お疲れ様でした、そしてほんとにありがとうございました!」って言いたいです。

以下は「THE PAGE」の横森綾さんの記事を参考に私の感想も入れて吉田沙保里さんの人となりを描いたものです。

オリンピックのメダルなんて1コ持ってるだけでその人の一生変える力があるし、実際メディアで活躍している人の多くがオリンピックのメダリストです。
その、1コでも取ることの大変なメダル、しかもゴールドメダルを3連続で3コも取って、銀メダルも1つ、ほんと、何謝るかなあ・・・胸張ってくださいよ!

さて、「公式戦から遠ざかっていた吉田沙保里(36)さんは、SNSなどで現役引退を発表した。」というニュースが駆け巡りました。新聞にも大きく取り上げられてます。
改めて読むと、沙保里さんオリンピックだけじゃなく、世界16連覇です、16連覇、もうありえません。

でも横森さんが書いているように、「彼女を希有な存在たらしめた最大の要因は、やはり底抜けに明るいキャラクターにある」んです。
きっと沙保里さんと伊調馨さん嫌いな人はいないと思います。ふたりとも全然違うキャラに見えるけど、どちらも素敵、素晴らしいです。
伊調馨さんは「求道者」って言われてるように、表情を出さないし、笑った、ガッツポーズとった、というだけでニュース。
近寄り難い感じがあります。

それと対象的に沙保里さんはおちゃめキャラです。
「切り替えが早く気分転換がうまい。そして、とにかく明るい」というのが一番的確に彼女を捉えているように思います。

 そして偏食で小食なんだって、意外です。

 女子レスリングが初めて公式種目となった2004年のアテネで初の金メダルを取ったんですが、すぐに、「北京五輪も金で」と連覇を口にしたそうですから、この頃は怖いもの知らずだったんでしょうね。
 マットの上では鬼気迫る表情だった沙保里さん、オフマットでは、初めての五輪を満喫。有名選手と会えば写真撮影をおねだりし、IDカード入れに写真を入れてコレクションを増やしていました。鬼も恐れるシンクロの井村雅代コーチとも、いつの間にか軽口を叩きあうような関係になり、シンクロ選手から「私らには絶対無理」って驚かれたというエピソードも。

 母の幸代さんは「あの子は得な性格なんです。小さい頃から大人に囲まれる機会が多く、三兄妹の末っ子のせいか、目上の人の懐に自然体で飛び込んでいきました」と言っています。
環境の影響もあったのでしょう。でもやっぱり沙保里さんの持っている性格的なものが大きいと私は思います。テレビなどでも表裏のない作らない無邪気さとまっすぐさが、言葉と態度からあふれています。気難しい人も沙保里さんとしゃべるとすぐにアーマーを外してしまうんでしょうね。かつて所属していたALSOKのコメディタッチなCMに出演したときも、他の選手では幹部からの許可は出なかっただろうと評されていたそうです。

 それは取材者に対しても同じで、記者やカメラマンを前にして、沙保里さん本人が態度に裏表を見せることは一度としてありませんでした。世界選手権の表彰式後に、ドーピングについてコーチから確認されて「おしっこ、すぐ出たよ!」と大きな声であっけらかんと答えたのには記者が驚いたといいます。それはすでにロンドンオリンピック2年後、つまり沙保里さんが押しも押されもしない世界女王になり、堂々たる風格が備わっていたときのことです。

お父さんの故永勝さんはオリンピックで3連覇したとき「イケメンは、みんな自分のことを好きだと思っとるのよ」と笑っていたそうですからイケメン好きは女王も同じかぁ(*^^*)

 2015年の世界選手権で優勝した時、試合後、幸代さんに「怖かった」と繰り返した娘を見て、リオオリンピックの時は「これが最後のオリンピックだから」といったそうです。
この頃には、「試合前の緊張が、本当に嫌」だと幸代さんに漏らすようになったということなので、積もり積もった「勝って当たり前」の重圧が沙保里さんを押しつぶそうとしていたのでしょうね。いくら切り替えが早く、気分転換がうまいといっても沙保里さんも人間だし、そして迎えたリオオリンピックの決勝で沙保里さんは負けました。
このあときっと引退を考えてたんだと思います。ただ周囲の期待や何十年もやってきたレスリングへの未練や、まだ出来るかも知れないという気持ち、きっと悩みに悩まれてたんだと思います。
そんな悩みを抱えていても私たちの前では笑顔を振りまき、私達に元気や笑いを提供してくれていました。持ち前の明るく飾らない性格は誰にも愛される人であり続けて来ました。

それでも引退ということばを自ら宣言するには、ためらいがあったらしいです。
「引退って、言わなければいけないの?」と。
ダルビッシュの奥さん山本聖子さんも、テレビで見る機会が増えた浜口京子さんも、実は、現役引退宣言はしていないそうです。
 
 でも私は思います。引退宣言してくれた勇気と、これまでの功績に心からお礼をいいたになあって。
 だって、本人からやめますって言葉がなかったら、私も含めて日本人絶対「きっと吉田は復活する、不死鳥のように! 」って幻想を東京オリンピックまで持ち続けたんじゃないかなと思うから。 それは私達にとっても、沙保里さんにとっても不幸なことだと思うからです。

 最後にこれからもずっと応援してます。幸せな第二の人生に踏み出してくださいね。長い間ご苦労さま、そして本当にありがとうございました。